子供たちの「なぜ?」「なに?」を刺激し自らで考える力を伸ばす、広報東京都こども版 2月号テーマ「みんなが幸せになれる社会って?平和について考えよう」

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子供たちの「なぜ?」「なに?」を刺激し自らで考える力を伸ばす、広報東京都こども版 2月号テーマ「みんなが幸せになれる社会って?平和について考えよう」

砂漠を緑にかえたお医者さんとして知られる、中村哲さんから学ぶ平和への道も紹介

東京都では、子供たちの東京に関する知識を深め都政への理解を促進していく取組として、毎月1回、「広報東京都こども版」を配信しています。
今月号のテーマは「みんなが幸せになれる社会って?平和について考えよう」。
第二次世界大戦下の1945年の3月10日、東京は激しい空襲を受け焼け野原となりました。戦後、東京都は平和国家日本の首都として、戦争を再び繰り返さないことを誓い、3月10日を「東京都平和の日」としました。この3月10日を前に、未来を担う子供たちに、平和な社会を築くために何ができるのかを考えてもらおうという企画です。

今月号はWEB 版に加え、都内の小学校、児童館に配布する「壁新聞(印刷版)」も発行しました。
広報東京都こども版2月号:https://www.kodomokoho.metro.tokyo.lg.jp/

■WEB版では、ステップを4つにわけコンテンツを展開しています。

STEP1:世界のあちこちで起こっている争い

普段の生活で意識することはないかもしれませんが、今も世界各地では争いが起こっています。
またかつて日本も戦争をしていたことや、その結末と現在に至る経緯に触れます。
一旦始まってしまった戦争を終わらせることの難しさを伝えます。

STEP2:戦争が変えた子どもたちの生活

第二次世界大戦の間、東京の子どもたちは、どのような暮らしをしていたのでしょうか。
STEP2では、なかなか身近に感じることが難しい戦時下の様子について、当時の子どもたちの状況を伝えることで、今の子どもたちに戦争の悲惨さを訴えかけます。

STEP3:平和をちかう「東京都平和の日」

STEP3では、3月10日「東京都平和の日」を紹介します。この日は犠牲者を追悼するため黙とうが行われるほか、戦時中の東京の様子を伝える行事が開かれることから、当時の様子を知ることができる貴重な機会となっていることを子どもたちに伝えます。

▽空襲の犠牲になった人を追悼し、平和を願う平和祈念碑(都立横網町公園/墨田区)

STEP4:中村哲さんから学ぶ平和への道

最後に、紛争が続くアフガニスタンで、現地の人々の生活を支えるために尽力した日本人医師の中村哲さんを紹介します。みんなが幸せになる方法を考え、行動に移した中村さんの話を通して、「平和な社会」を築くために、私たちたちができることは何かと問いかけます。

【広報東京都こども版】

「広報東京都こども版」は、都の施策や事業などのなかからテーマを定め、子供たちにとって身近な話題を交えながら解説しています。
毎月更新するWEB版のほか、年5回、WEB版のダイジェストをA2サイズで印刷し、都内の小学校全校と児童館の全館に送付し、掲示してもらうことで子供たちに広く都政情報を届けています。広報東京都こども版が子供たちの「なぜ?」や「なに?」を刺激することで、子供たち自身で様々なことを自発的に考え、発信していくことを目指しています。

◇これまでのテーマ
[4月]東京の水道
[5月]この夏はみんなでHTTにチャレンジ
[6月]雨の季節がやってきた!浸水から身を守るためにできること
[7月]もうすぐ夏休み!自由研究のテーマを探そう!
[8月]東京2020オリンピック・パラリンピックを振り返る
[9月]都民の日~クイズで発見!東京都のみりょく
[10月]東京の伝統的な祭り
[11月]未来の東京
[12月]考えよう!世界にたったひとつの命 ペットを飼うってどういうこと?
[1月]無意識の思いこみ(アンコンシャスバイアス)

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