知的な発達がゆっくりな
小学一年生のT君は、
特に算数を苦手としています。
一桁の数字であれば、
おはじきなどの具体物を使って、
なんとか計算ができても、
数字の桁が大きくなると、
具体物を使っても上手くいきません。
どうしよう‥と悩んでいたとき、
敏腕講師のM先生がスッと現れ、
具体物をおはじきからストローに
交換してT君と勉強を始めました。
するとなんということでしょう、
今まであんなに難しかった算数の問題も、
具体物を使わなくても解くことができたのです。
M先生に具体物を交換した狙いを聞いてみると、
「T君は、目で見た情報で、
数の量を把握するのは苦手みたいです」
「おはじきを数える時も
一つずつしか数えれてません」
「なので、ストローの太さの変化で、
数の量の変化を体感して欲しかったんです」
「学校で使う算数セットに入ってる棒は、
細過ぎて数の変化を感じ難いかなぁって思って」
T君の特性と教材の特性、
そして環境(普段使っている道具)を、
見事に分析し学び方を提案したM先生。
お見事です!!
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