非認知能力の専門家、岡山大学 中山芳⼀ 准教授が監修
12万人以上(※1)の児童・生徒が利用する評価ツールを全国の小中高250校以上に提供する、Institution for a Global Society 株式会社(本社 東京都渋谷区、代表取締役社長 福原 正大、以下 IGS)は、新サービス「『私の可能性 発見!』診断」を、全国の保護者とお子さまに向けて、2月22日より販売開始しました。
※1 2022年12月末時点
サービスサイト:https://event.grow-360.com/watashi_kanousei
■開発背景
変化の激しい時代において、知識やスキルの習得だけでなく、自らの興味や強みを生かし、問題を発見し解決する力が求められています。
お子さまは一人ひとりの個性に基づき、それぞれのペースで成長します。ICT端末の普及により「個別最適な学び」が注目されていますが、興味や考える力を伸ばすために、各ご家庭で日々どのようにお子さまにあった学びや声掛けが良いのか、悩まれる保護者の方々も少なくありません。
■「『私の可能性 発見!』診断」商品特徴
興味・関心と考える力(思考力)は密接な関係にあり、互いに大きな影響を与え合うことがあります。自己効力感や自己肯定感は、興味や思考力を高めることにつながります。そのため、「『私の可能性 発見!』診断」では、お子さまの成長を促進する3つの項目として「興味・関心」、「考える力(思考力)」、「自己肯定感・自己効力感(※2)」を測定いたします。またレポートでは、周りの大人がお子様の成長や興味にあった質問や、自分の身の回りの探索を促すようなサポートをし、その過程で達成したことを認められるように、わかりやすいアドバイスを入れ込みました。
※2 「自分にはできる」と思っている状態。困難な状況でも、あきらめずにチャレンジできる。
〇測定方法とコース
「『私の可能性 発見!』診断」は、お子さま(小学生推奨)が10の質問に答えるだけで、現在興味・関心がある分野と考える力(思考力)が可視化され、一人ひとりに合った学びのアドバイス・ご家庭でのお声掛け方法がわかります。また、指の動きで自己肯定感や自己効力感を簡易チェックできるオプション付きコースもご用意しました。
・【基本コース:1,100円(税込)】お子さまが10の身近な質問に答えるだけ。診断結果に基づいて、おすすめの習い事や声掛け方法もご提案
お子さまが、日々の生活をテーマにした10の質問にパソコンやタブレットで答えるだけで、興味分野や、それに関連する能力を伸ばすのにおすすめの習い事などがわかります。更に、4つの考える力「課題設定」「論理的思考」「解決方法を発想する力」「創造性」も計測でき、ご家庭でのお声がけなど、結果にあわせた今日から実践できる学びの方法がわかります。
▽レポートイメージ(基本コース)
【オプション付きコース:1,650円(税込)】スマホ・タブレット上の指の動きで、自己肯定感・自己効力感の現在地を可視化
基本コースに加え、「自己肯定感・自己効力感」簡易チェックもご利用いただけます。お子さまがスマートフォンやタブレット上で、診断ゲームを実施。回答時間差・指の軌跡・間違いの回数などを基に、現在の自己肯定感・自己効力感を判定します。測定方法は「潜在連合テスト(IAT)」を採用し、IGSはIATをICT端末で行える「IATスマホ診断」の特許を取得しています。IATは、自身が意識していない潜在的な態度を可視化でき、社会心理学の分野で国際的に広く用いられています。
▽レポートイメージ オプション部分
■監修者:岡山大学 全学教育・学生支援機構 准教授 中⼭芳⼀先生
『東大メンタル -「ドラゴン桜」に学ぶやりたくないことでも結果を出す技術』の共著など、非認知能力(※3)の人気書籍も出されている中山先生に監修いただきました。
※3 テストの成績や知能指数など数値化できる認知能力に対して意欲、自制心、共感性、コミュニケーション力など数値化が困難なものが非認知能力。
▽監修者:岡山大学 全学教育・学生支援機構 准教授 中⼭芳⼀先生
〇コメント
「単に勉強ができるというのではない、社会で活躍するために必要な力があります。私たちはそんな力を大切だとわかっているのですが、なんだかいつもぼんやりしていました。
この度、そんな力を「問題を発見し解決できる力」と銘打って、これまでなかった方法で鮮明にすることができたのです。大切だけどぼんやりしていた力を、明らかにすることができれば、お子様にどんな力があるのかを見出すことも可能になります。これによって、お子様自身も興味のある分野で活躍するために伸ばしたい力を自覚でき、その力を自ら伸ばしていけるようになるでしょう。この「私の可能性 発見!」診断によって、これからの時代を生きるお子様の最善の利益につながることを願っています。」
〇プロフィール
岡山大学教育学部卒業後、当時は岡山県内に男性一人といわれた学童保育指導員として9年間在職。学童保育の研究が将来的な学童保育の充実に必要不可欠と確信し、教育方法学研究の道へ方向転換した。現在は、岡山大学全学教育・学生支援機構の准教授として学生たちのキャリア教育や課外活動支援を担当するとともに、全学生必修の初年次キャリア教育の主担当教員も務める。そして、20年以上におよぶ小学生と大学生の教育経験から「非認知能力の育成」という共通点を見出し、全国各地で非認知能力の育成を中心とした教育実践の在り方を提唱。現在、幼児教育や小中高の教員、一般の児童・生徒や保護者を対象とした講演会の回数は年間200件を超える。主な著書に『東大メンタル -「ドラゴン桜」に学ぶやりたくないことでも結果を出す技術』(2021年、日経BP)がある。
■なぜIGSが開発・提供するのか
これまでIGSは、ビジョン「人を幸せにする評価と教育で、幸せを作る人、をつくる。」のもと、AIを活用した360度評価ツール「Ai GROW(アイ・グロー)」を全国の小中高250校以上に提供してまいりました。延べ12万人の児童・生徒の多様な「強み」や「気質」を可視化し、学校の先生方を通して、個別最適な学びと成長を支援しています。この度、ご家庭でもお子さまの個性を客観的に把握し、一人ひとりのペースに合わせたお声がけなどができるように、全国に保護者とお子さまに向けて「『私の可能性 発見!』診断」を開発しました。
IGSは、これからもお子さまの一人ひとりの可能性を可視化し、それぞれのペースで成長できるよう、教育機関や保護者の皆様を通して支援してまいります。
■Institution for a Global Society(IGS)株式会社 会社概要
「分断なき持続可能な社会を実現するための手段を提供する」を企業パーパスに掲げるEdTech/HRTech企業。2021年12月29日に東証マザーズ市場(現・グロース市場)に上場。
所在地:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-11-2 4F
設立:2010年5月
資本金:391百万円
事業内容:AIを活用した人材評価プラットフォームを企業や学校に提供
コーポレートサイト: https://www.i-globalsociety.com/
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